自作ボードゲームのナラティブな話(世界観とか背景設定)

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ナラティブな話

僕は文筆以外で時代考証したくないので自作ボードゲームの世界観は「あなた(プレイヤー)は未知の惑星の古代文明を(あなたの属する社会の許認可なしに、勝手に)調査しに来た迷惑なやつ」ということになっています。盗掘とか非合法コレクターとか、倫理より先に好奇心が立つマッドサイエンティストとか。

 この惑星(今回のマップ)には知的(とあなたが認めるような)生命体は現存しておらず、風化した遺跡から過去の息吹を感じられるばかりです。

もちろん別の惑星(ボードゲームとしての拡張)では原生生物との協力や支配があっても構いませんが。遺跡である必要もないでしょうね。まぁそれは別の話。

対戦相手となるプレイヤーはきっと不逞の輩に違いありません。殺しましょう。もしくは取るもの取ってさっさと逃げましょう。

用意周到なあなたは訪れる惑星の地質調査にも抜かりありません。現地の資源を燃料にできるようチューニングした便利な道具を持ち込んでいます。現地の資源を加工して(泥縄式に)道具を作り出すことさえできるでしょう。

もちろんそれは相手も同じこと。ニーチェ曰く「軽蔑すべき者を敵として選ぶな。汝の敵について誇りを感じなければならない」です。

あなたはこの惑星では持ち込んだ転送装置が上手く動かないことに気づきました。惑星を飛び出すようなことはありませんが、近距離の転送でさえ正確な位置を指定できません。この問題の解決にはこの惑星特有のノウハウが必要になるでしょう。

おっと、敵の方も動き始めたようです。このまま一人で立ち向かうも良し、土や水、空気、使えるものは何でも使って意思無き下僕を創り出すも良し。この惑星にもあなたの星と同じように(凶暴な)獣がいれば良かったのですが、見渡す限り植物ばかり。他にあなたの友人を呼びだすの良いでしょう。多くの資源を必要としますが強力な選択肢です。