呪文と遺物のメカニクス

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前回のあらすじ

akatsuki-no-9.hatenablog.com

お品書き

  • ゲーム画面の再掲と修正
  • 遺物カード例
  • 遺物の獲得と破棄
  • 呪文カード例
  • 呪文の使用方法
  • 呪文置き場の扱い

 

ゲーム画面の再掲と修正

呪文置き場の上限を3枚とします。
今回は呪文と遺物に関わるルールを整理します。

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遺物カード例

遺物は勝利条件に関わるカードです。
手札に遺物カードの5枚目を加えた時点で勝利します。

 以下に遺物カードの例を掲載します。

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遺物の獲得と破棄

遺物カードは、プレイヤー駒がマップタイル「遺跡」で移動を終えた場合に、遺物山札から1枚引くことが出来ます。

手札は、遺物と呪文の合計で5枚が上限です
従って、遺物を手札に溜めると、その分だけ呪文を持てなくなります。
また、手札が上限を超えた場合、そのドローが終わった時点で5枚になるように手札を捨てなければなりません。

例えば、手札が遺物3枚と呪文1枚の状態から呪文を3枚引く場合、まず引く行為を完了させます。
この時点で手札は、遺物3枚と呪文4枚の計7枚になります。
その後、直ちに手札が5枚になるように溢れた2枚を捨てます。
捨てるカードは遺物でも呪文でも構いません。

そして、プレイヤー駒が対戦相手の駒から攻撃を受けてライフを失った時、マップ上の探索済みの任意のタイルへ移動します。
これと同時に、もし手札に遺物があればその中から任意に1枚を選んで遺物を捨てなければなりません。

呪文を捨てる場合、呪文の捨て札へ。
遺物を捨てる場合、遺物山札の一番下へ戻します。

以下に遺物の獲得の概要を掲載します。

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呪文カード例

 呪文はカード右上で宣言されたコストを支払うことで、様々な効果を発揮します。
以下の呪文カードの例ではコストが ”赤3マナ” と宣言されています。
mtg のカードデザインを使っていますが、赤1マナ+無色3マナではないことに注意して下さい。
本自作ボードゲームでは、色指定+必要マナ数を宣言しています。

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呪文の使用方法

カードに書かれたコストを支払うことで、その呪文の効果を得ることが出来ます。
手札、つまり自分以外のプレイヤーからは見えない領域から呪文を使用する場合、「呪文の公開」が発生します。
これは、その呪文を呪文置き場へ表向きに置く行為です。
呪文置き場に置かれた呪文は、全てのプレイヤーがその呪文のコストを支払って使用できます
呪文置き場は右側に置かれた呪文ほど最近使用されたものであり、逆に使われない呪文は左側へ追いやられていきます。
呪文置き場の上限3枚を超えて、呪文が公開される場合、最も左側の呪文が押し出されるようにして呪文捨て札へ送られます。

以下は手札から呪文を使用する場合の概要図です。

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呪文置き場の扱い

呪文置き場に公開された呪文は、全てのプレイヤーがそのコストを支払うことで使用できます。
公開された呪文を使用した場合、その呪文を呪文置き場の最も右側へ移動させます。

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まとめ

手札と呪文置き場の上限は変更される可能性があります。テストプレイ次第。

あと、駒タイル置き場の説明と手札の補充がまだでしたね。続けて次の記事で整理します。

ToDoリスト

  • 駒タイル置き場の扱い
  • 手札のメカニクス
  • これまでのルールをまとめる
  • Tabletop Simulator または BGEngine 上でテストプレイ
  • 最後に、駒タイルと呪文カードの「仮画像」を何とかする