新人ゲームプランナーが新人研修~ソーシャルゲーム開発で学んだこと

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こんにちは、暁ゲーム工房です。

ゲームプランナーになって3週間が経ちました。社会人というやつです。

今回はチームでゲームを作ることを通して学んだことをまとめます。

守秘義務という規則があるので、汎用的に書きます。)

今まで自主制作してきたアナログゲームとの違いを意識しながら書きます。

(もちろん、アナログゲームは今後も自主制作を続けます)

 

こういう内容を書こうと思ったのは

note.mu

の影響を受けたからです。

同業界の方の話を読むと、自身の経験が相対化されるのでオススメです。

まとめ

まだまだ経験が浅く、具体例に乏しい上に、内情を伏せて書いているので、未熟な文章になってしまいました。

・◯◯についてどのようなことを学んだ(or 感じている)?

・ゲームプランナー就活体験記!

・30歳目前で大学退学して新卒扱いで就活した話

などもっと書いてほしい内容があれば何でもリクエストしてください。

プランナーに求められる “コミュ力” の正体とは?

 アナログゲーム(=5人前後の小規模開発)では、メカニクスやアートなどゲームの各部位を個人の裁量で制作して持ち寄るスタイルが多いと思います。

1人で全部作れる人外は知らん。

少規模開発では、良くも悪くも個人主義で作っていくしかありません。

出来ないことは出来ない! と割り切って誰かを頼りましょう。

 

しかし、大規模なゲーム開発では事情が異なるようです。

簡単に言えば、個人の裁量で進む部分はほとんどありません。

デジタルゲームでは一つの画面を作るのに何人もの人間が関わります。

例えば、ボタン一つ取っても、

・ボタンのデザインはゲームの雰囲気と合っているか?(プランナー+デザイナー)

・ボタンの位置は分かりやすいか?(プランナー+UIデザイナー)

・そのボタンを押すと何が起こるのか?(プランナー+エンジニア)etc...

その意思決定一つ一つにプランナーが仲介しています。

何故プランナーを仲介させるのか?

それはプランナーがエンジニアさんやデザイナーさんといった “職人” 同士を繋ぐ通訳だからです。

 

就活でプランナーに求められる能力は、コミュニケーション能力だとよく言われます。

しかし、それは誰とでも愛想よく雑談する能力ではありません。僕にその能力はありません。めっちゃ欲しいけども。

プランナーに求められるコミュ力とは「我々はチームとしてどのようなゲームを作るのか?(=コンセプトの共有)」を理解し、「エンジニアさんやデザイナーさんがコンセプト通りに実装できるように、チームの間に立って通訳する」能力だと思います。

必要なのは語彙力。圧倒的語彙力です。プロデューサーさんやディレクターさんの定めたコンセプトをあの手この手で表現し、多面的に言い換えられる語彙力と類推できる思考力です。

 

余談:面接でプランナーとしての “コミュ力” を伝える最も直接的な手段は「協働してモノづくりした経験」です。(僕の就活では全てのゲーム会社の面接でそこを深掘りされました)

時間の価値について

自主制作では人件費を0円で計上するパワープレイが成立します(します(真顔))。

無限時間、自主制作に没頭できます。

 

しかし、チーム開発ではそうはいきません。

誰かと話をするということは、その人の時間を消費するということです。

そのミーティングがなければ進められたはずのプログラムやイラスト分を取り返す加速要素はあるか? を常に意識しなければなりません。

時間の価値観を改革する手っ取り早い方法は、コストや予算を金額ではなく時間で表現することです。

「このイラストの予算は3時間」といった具合に。

 

時間と金額の変換を正確にするには、実務経験が必須です。僕も苦労しています。

一般的な新卒の手取り額から逆算するに「新入社員の1時間=5,000円」くらいでしょうか。(経費込み)

アルバイトの手取りが時給1,000円前後(ということは経営者目線では経費込みで3,000円くらい)なので、1.7倍の生産力を求められているわけです。