自作ボードゲームまとめ

自作ボードゲームのプロトタイプ完成

ルールの明文化も兼ねて仕様をまとめておく。
ご意見ご質問はコメント欄またはツイッターへ。
12/26,27当たりでテストプレイ予定。

コンセプト

将棋+TCG。プレイヤーは盤面に駒を出しながらカードで支援する。
「魔法カード発動!お前の飛車を破壊する!」

マップ例

“ノード”と呼ばれるマスに駒を配置する。ノード同士は“リンク”で繋がっている。
ノードからノードまでの距離を“hop(ホップ)”で表現する。
使用例:ノード3から1hopで到達可能なノードは1,4,5。
             逆に言えば2hopでは到達不可。
マップ生成に必要な情報はノードとリンクのみ。広いマップなら3人以上も?
背景の島はボロノイ図で自動生成(ゲームメカニクス的に無意味)。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224160716p:plain

駒の移動

駒はリンクで繋がったノードへ移動することができる。
1hopの移動には移動力を1消費する。手番中に移動力を使い切る必要はない。
移動力は手番の初めに上限まで回復する。
移動している駒と同じプレイヤーが所有する駒のいるノードへ移動できない。

戦闘の発生

移動している駒が他プレイヤーの駒と同じノードへ移動するとその駒と移動した駒の間で戦闘が発生する。
戦闘している駒の中で最も大きい攻撃力を持つ駒以外を破壊する。
戦闘が発生した時点でその駒は手番中の移動力を全て失う。

プレイヤーの関わる戦闘

プレイヤーが戦闘に敗北した時、ライフを1つ失い、ランダムな位置へ移動する。
またこの時に、手札の中に遺物がある場合、任意の1枚を山札の一番上を除く任意の位置へ横向きにして戻し、任意の位置へ移動する。
ランダムな位置は初期設定と同様にして決める。

スタートプレイヤー

スタートプレイヤーは全員の手番が終わり1巡した後、スタートプレイヤーから見て反時計回りに隣のプレイヤーが担当する。

プレイヤーの色

各プレイヤーは自身の持つ「単独で最も多い色マナ」の特徴を得る。
「単独で最も多い色マナ」が更新された時に、プレイヤーの色は直ちに更新される。
無色クリーチャーのみ召喚したプレイヤーの特徴による影響を受ける。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224182129p:plain

ライフ

初期値は3。0になった時点で敗北。上限はない。

手札

手札の上限は6枚。6枚を越えた時点で6枚になるように手札を捨てる。
手番の初めに山札から1枚引く。

マナ

マナは赤,青,緑,黒,白の5色と無色である。
手番が1巡した後、初期設定と同様にして色マナを取得する。

クリーチャーの召喚

公開されているクリーチャーに対応するマナコストを支払うことで召喚できる。
クリーチャーは行動済みの状態で召喚される。
無色クリーチャーは召喚したプレイヤーの特徴による影響を受ける。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224182812p:plain

呪文

手札の公開

手札にある呪文は場に公開して、効果を使用する。
“マナコスト”は公開のためのコストである。
公開された呪文は原則として再使用できない。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224184842p:plain

維持

“維持”は次のあなたの手番まで効果を発揮する。
維持を持つ公開された呪文は維持コストを支払うことで手番中に一度だけ効果を使用できる。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224184914p:plain

起動

“起動”はこのあなたの手番の間だけ効果を発揮する。
起動を持つ公開された呪文は起動コストを支払うことで手番中に何度でも効果を使用できる。(「何度でも」ってめっちゃやばい気がする。要修正。)
f:id:Akatsuki-No-9:20161224183135p:plain

建造物

建造物は「能動的に」戦闘を発生させることができない(移動は可能)。
建造物の効果範囲は全ノードに及ぶ。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224190342p:plain

遺物

遺物を引いた時点で指定されたコストを支払う。
全5種ある遺物のうち4種を手札に加えた時点で勝利(独占でも良いかも)。
f:id:Akatsuki-No-9:20161224190410p:plain

初期設定

プレイヤーのライフは3。
呪文と建造物のみを含む山札,色マナのみを含むマナ山札,クリーチャーのみを含むクリーチャー山札を用意する。
プレイヤーの色を表すカード(全5色)を表向きにして公開する。
手札は3枚。各プレイヤーは任意の順に山札の上から5枚を取り「任意の1枚を引き、残りを時計回りに隣のプレイヤーと交換する」を3回繰り返す。
残りのカードを山札へ戻し、遺物カードを加え山札をシャッフルする。
プレイヤーの位置は2つのダイスを振り、出た目を十の位と一の位へ任意に振り分けて決める。
クリーチャー山札からプレイヤーの数+1枚を公開する。
スタートプレイヤーを決める(プレイヤーの中で最も腹黒い人間が望ましい)。
マナ山札からプレイヤーの数+1枚を公開し、スタートプレーヤーから順に時計回りにマナを取得する。最後のプレイヤーは残った2枚を任意の順に取得する。

勝利条件

全ての対戦相手のライフを0にする。
遺物を4種手札に加える。
山札が横向きの遺物のみになった時点で、最も多くの遺物を手札に持つプレイヤーになる。また、この時点で遺物を同数持つプレイヤーがいる場合、その中で最も多くのライフを持つプレイヤーになる(ライフも同数の場合は、みんなで握手)。

カードリスト(暫定版)

カードの作成にはhttp://magicseteditor.sourceforge.net/を使いました。
カードデザインは誰かにお願いしたい。大きいカードリストはこちら
f:id:Akatsuki-No-9:20161224184254j:plain